プラハでゴミ箱ばかり撮っていたら、若い警察官にすごく叱られました。
チェコ人に叱れるって人生そうないと思うんですが、目付きが本気でした。映画のミッドナイト・エクスプレスを思い出してちょっとゾクっとしました。
民宿に帰って、おばさんに話したら「何やってる!余計な事するとホントに警察に連れていかれるよ」と言われて反省しました。
当時のプラハは路上にタバコの一本売り屋が沢山いました。FANTAやCOKEの空き缶は、西欧から来た観光客が捨てた物だと思います。
CONTAX T2/KODACHROME
最近は涼しくなりましたが、この日は殺人的に暑っち〜日でした。
国際展示場前駅は大量のミストで前が見えない。死んだ僕のおばあちゃんが見たら「水が勿体ない」と言って元栓を閉めたでしょう。
わざわざ、りんかい線で来たのは、「越後屋 竹千代」さんの焼魚が食べたかったから。ここの焼魚は安くて美味いのですよ。
さわら西京漬定食850円に納豆80円を追加しました。
やっぱり、西京漬というのはちょっと格が上がりますね。西京漬自身、塩焼をコバカにしてる様な気がします。
さて、そういう昨今の西京漬ですが、この日のは硬くて箸でちぎれない。両手で思いっきりひっちぎりましたが、すっ飛んで行かないか焦りました。隣の客の皿に着地して「オリンピックだけに着地OK!」とも言えなし。
では西京漬をパクリ。あれれ?れれれ?焦げ臭い。硬くて飲み込めないので慌ててティッシュに出しました。
裏を見たらカチカチの真っ黒コゲ。食べられる状態では無いです。
僕は気が弱いのでクレームなんてつけませんが、この日は思い切ってバイトらしきおばちゃんに言いました。
「あの、黒焦げで硬くて食べられないんですが」
おばちゃんは、
「はー、すみません」と言うのみ。
数秒経っておばちゃんはアタフタ焼き場に持ってきましたが、数人で検討し始めました。事実として黒焦げなんだから皿を囲んでミーティングする事もないだろうに。しかも腕組みして。
その間、僕は放置です。時間が無いので、納豆でご飯を食べて出てきました。もちろん謝罪は無しでした。
こういう日もある。
ま、いいか。
今日はウェンディーズで、チリLを買って帰りました。383円です。
おいちい。
僕がチリを初めて食べたのは、約50年前藤沢のデニーズでした。確か「チリコンカーニー」という名前で、メニューは英語併記でした。藤沢の叔母さんは「そんな変な物食べないで、ハンバーグにしなさい」と言いましたが、当時オールマンブラザーズとCSN&Yが大好きだった高一の僕は、「これしかないだろう」と思い、サザンマンの気分で初めてチリビーンズを食べました。
その後、1970年後期に原宿でウェンディーズが出来て、いつもチリばかり。恵比寿店でもチリばかり食べてましたが、両店とも閉店になりました。
チリビーンズは何度も作っているけど、どうも上手くいかないんですよ。やっぱりこれは、南部の太った黒人おばちゃんが、五右衛門風呂のような鍋で大量に煮ないと美味しくないんですね。
1999年に、チェルシーホテルに泊まったことがあります。
ボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ジャニス・ジョプリン、パティ・スミス、その他諸々のアーティストが住んでいたホテルですね。今は泊まれるのかは知りません。
幽霊が出るらしいですが、僕は見ませんでした。でも何か感じてしまう方なんで、夜中に一人で廊下を歩くのはやめました。
2泊だったので外に出るのが勿体なくて、ずっとこの窓から外を見ていました。
ホテルの近くに楽器屋がありました。ギブソンとフェンダーの1950〜1990の中古がゴロゴロでした。多かったのは1970頃の物。20万しなかったです。当時はビンテージという感覚はなかったけど、安過ぎると思いました。
ピントが来てるレスポールは、かなりのコンディションでした。電気系統は分からないけど、それでもこの年代のレスポールの音は、他には出せない音です。
この陶器のビートルズ・ドールだって、かなりの貴重品。細かく見れば見る程お宝満載の楽器屋さんでした。しかしこの店、滞在中ずっと閉まっていて入れませんでした。とほほです。