風化していくコンクリートの美しさ。渋谷区神宮前「塔の家」

久しぶりに東孝光先生の「塔の家」の前を通り、思わずパチリ。
6坪の狭い土地に5部屋を積み上げた家。家族で住む家なのにトイレに扉が無かったり(お子さんは女の子だったと思う)全部吹き抜けだったり、昭和41年の日本人には全く理解不能だったと思う。この建物から放たれた「影響」は数多いだろう。
ちょっと外壁を触ったら、コンクリがポロッと欠けた。国が守るべき貴重な建物なのに補修しなくてもいいのかと思ったが、風化していくコンクリートも美しい。

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