リーガロイヤルホテル京都に出張で泊まりました。
京都駅から歩いて五分。場所は便利です。
京都の街は、ラグビーW杯観戦の観光客がワンサカいます。太った白人がやたら多い。やたら酔ってる。
このホテル、伝統ある京都の町並みや精神をモダンにデザインしたそうです。
プロジェクトテーマに「Warm Contemporary Japanese」を掲げ、温かみのある日本のデザインを様々な素材や光と影で表現することをデザインテーマとしたらしいのですが。。。
話は変わりますが、最近モダンな仏壇が流行りですが、ホテル全体にあの仏壇感を感じるんです。
「Warm Contemporary Japanese」は、コンペに勝てる分かりやすいテーマですが、コンセプトが上手く表現できていない感じ。我々がよく言う、アイデア倒れってやつです。
一言で云って、暗い。京都ってこんなに陰ではないはずです。
ホテルは暗と明では、やはり基本は明でなくてはいけないと思うのです。そこをハズすのであればかなりの力量がないと辛いです。
シンプルなデスクは広くて使いやすい。目の前に鏡がないのは仕事に没頭できて良いです。
ホテルの名前入りのお水。
普通無料と思うでしょうが、しっかり有料。日本のおもてなしとは真逆じゃないの?
バスルームまで茶系で通すので仏壇になる。バスルームは白くパリッとさせれば、部屋との対比が出来るのに。
木箱に入っているアメニティ。木箱を開ける行為が本当に日本的なのか?プレゼン受けはするだろうけど、実際は面倒くさいし、アメニティの質が特に良くないだけにイタい。
大切なのは歯ブラシの箱の色じゃなくて、歯ブラシの質なんですが。
酢いかで安いワインを飲むようなおっさんが酷評してすみません。ぺこり。しかし「まるごと酢いか」のパッケージが部屋のデザインにこんなにマッチするとは。
一泊一万円以内は良心的だと思います。料金的には満足です。デザインは好みなので、このホテルが大好きは人は沢山いると思います。