ただの紐が。。。「芋がら」

この紐が1000円以上した。芋がら、高価である。

食べ物には思えないのだがこの紐がスグレ物らしい。栄養価もさる事ながら、非常食として高機能。味噌で煮て乾かして武将が戦場でお湯を注いで味噌汁にしたり(現代版フリーズドライ)、加藤清正は熊本城築城の際、籠城に備えて芋がらで畳を作ったという。

ま、ともあれ煮てみよう。しかし畳臭いなこれ。

煮ては絞りを繰り返し、アクを取る事数時間、段々畳の匂いが無くなり食物に見えてきた。

さてこれから煮ようかとしたところでやめた。正直もうめんど臭い。三杯酢で和えれば美味しい酢の物になるかもと思った。

絶品だった。
繊維がシャキっとして、水分を多く含むので柔らかい。ボワーンとした感じ。シャキ&ボワーン。1970年代イスラエルのポップスグループのような。。。

2度と作らないと思うが、良い経験だった。腸内環境にはかなり良さそう。