藤沢駅周辺の家庭中華を横綱に例えれば、古久家さんが大鵬であり、大新さんは柏戸でしょう。勿論議論の分かれるところです。古い例えですみません。
ちなみに小学生の僕は、大鵬は強すぎてなんか変だと思っていました。同様にクラス全員がジャイアンツファンだという事にも違和感がありました。
かと言って柏戸のファンではなく、清国が何となく好きでした。一緒に観ていたおばあちゃんが清国ファンだったので、好きでも無いけど何となく。
実は大新さんは初めてなんです。なんか入りづらくて敬遠していました。
今日は思い切って入店。柔らかい焼きそば860円を注文しました。ビールもですけど。
具はシンプルですが、実に深い味。
アトム感はありますが、全然嫌じゃ無い。火力と油のバランスが絶妙なんですね。確実に大鵬を超えています。
デンタルフロス的に細い麺に、餡が絡まってふやけてくる頃が最高。やはり大鵬を超えています。
今まで来なかった事を悔やみました。ここは美味い！
やばいなー、僕にとって藤沢駅の家庭中華はつるや食堂さんが最強だったんだけど、大新さんがトップになっちゃった。
11月の晩秋、台場です。クアさんに行きました。
まずはビールのLですね。デカいです。後ろのベビーカーのママ達が、ヒソヒソ話する程です。「すみませんねー、こんなデカいの注文しちゃってーー」って振り向いて言おうと思ったけど、嫌われるのでやめました。しかし、美味いビールだ。
ハンバーガー、開いた状態で登場。メニューには色々ありますが、オーソドックスに普通のハンバーガーが好きです。
ケチャップとマスタードのベチャに失敗。この後すぐ挟んじゃうので、まぁ良いかと。
パカっと挟んだ状態。
グリルしたオニオンが美味い。トマトとグチャグチャになった感じが良いんですよね。この感じ、立ち食いそばの天ぷらが崩れて、そばに絡んで異常に美味くなるのと似てますね。
1980年代、LA＆SFにハンバーガー探検旅行した事あるんです。LAのダウンタウン、郵便局の近くにグリルドオニオンをこんもり乗せる店がありました。恐ろしく危険な場所でしたが経験した事がない美味さでした。ちょっと思い出しましたよ。
細くてクリスピーなポテトが良いです。カリカリ美味しいですよ。楊枝替わりにちょっと歯に挟まった肉もササっと取れますし。
美味しいものは、美しいなぁ。
台場の海から、静かで良い風が流れて来ます。
ごちそうさま。良い時間でした。
今日も有明はデカい鋸が地面にぶっ刺さっていた。
魚が食べたい。焼き魚が食べたい。
となれば、有明〜台場辺りでは有明セントラルタワーの「越後屋 竹千代」さんしかないだろう。
僕はかなり迷って、銀鮭塩麹漬け定食890円を注文。
これ以上の高齢化社会はどうかと思うのだけど。でもご老人は大切にしないと。
銀鮭塩麹漬け定食が来た。
これは、シンプルですな。中途半端な小鉢などは付けずに、焼き魚でどーーんと勝負なのだな。
この迫力が画面でお伝えできないのが残念。厚みは2センチ以上。焼き加減は完璧。
出てくるまでに時間がかかってイライラしたけどこの鮭見たら納得した。これ凄いわ。
大根おろしを50円で倍にして正解だった。
店内の大音量の民謡は理解できないけど、メニュー全制覇したいと思った。
強烈に美味い。ガツンと美味い。久しぶりにガツガツ食べた。
僕の記憶でも最高の焼き魚だった。
大満足である。
たまには目黒まで走って帰るかな。
スーツじゃ無理だよねー。スーツじゃなくても無理か。
