沖縄グッズの品揃えは完璧です。関内「ハイサイおきなわ」

高校時代横浜は、遊び気分で踏み入れる事はありえない怖い場所だった。特に関内のような場所で、しかも路地で、眼が合った瞬間は、その視線を外すタイミングが難しかった。すぐ視線を外せば弱いと思われてやられる。なんとなくゆっくり眼をそらす感じ。このニュアンスは経験しないと絶対わからない。

東京の高校生の喧嘩なんて当時はタカがしれたものだったが、横浜は何が出てくるかわからないくらい怖かった。何せ戦後の世界そのものだったので、怖い長男（ハンパない。凶器というか）が金属バット持って（本当に相手の頭目がけてブーーンと振ります）出てきたり、怖い父親（本物）が出刃持って刺したりするので、東京の高校生の世界とは次元が違いすぎたのだ。

今は平和だ。昔の横浜の感じは今の高校生にはわからないと思う。

関内駅近くにハイサイおきなわさんがある。ここの沖縄関連グッズの品揃えは、沖縄にある土産物屋を超えている感じで、本土の人間が思いつく沖縄グッズは大概あるだろう。
僕が気にってるのは沖縄そばの麺が賞味期限2日前くらいになるとぐっと安くなる事だ。5、6個買って冷凍しておくのだ。冷凍しても美味しさは全然変わらない。友達が来て沖縄そばを出すと、本場の様な美味しさに、みんなびっくりする。

餃子、半ライス。川崎駅「大陸」

川崎の大陸さんが餃子の名店である事は間違いないだろう。

一見真っ赤な家庭中華店に見える大陸だが、以外と特色の多い店だ。

その1。重たい木の椅子の背もたれが垂直で座りにくい。

その2。昼なのに客が誰もいない。

その3。おばちゃんがアニメ声。

その4。料理の値段の数字が細かい。

値段の細かさに経営者の煩悩が見える。
例えば、小ライス160円などは150円にしておけばいいと思うのだが、10円が煩悩であろう。肉そば810円なども、10円が煩悩であろうか。

売れ筋ランキングってなんだろ？

そうして意地悪くメニューを見えていたら、10分くらいで餃子が出来上がった。

注文したのは『餃子540円、半ライス160円、ビール700円』合計1400円也。煩悩は50円くらいだろうか。

モコっとした形の餃子。無意味な羽根などついていないのがいいね。

醤油や酢の瓶にこういう工夫をするのも、餃子を美味しく食べさせる為だろうか。

半ライスって言ったのに。。。（笑）

餃子の餡は野菜中心で嬉しい。変な癖がなく、これは本当に美味しい餃子である。

やはり餃子の名店だな。

おばちゃんのアニメ声も、餃子に負けていない。

そして、メニューの売れ筋ランキングの信憑性には触れてはいけないと思う。

カツ丼。渋谷「やまがた」

渋谷に来たらやはりここに来た。ガード下のやまがたさんだ。

やまがたの特色は、昼から飲めるので相当面白い人が多いのと、定食にちょっと怖い小鉢が付いている事だ。ここはただの居酒屋ではない、アトラクション満載なのだよ。

やまがたは、渋谷でもランチで堂々とタバコが吸える今では超貴重な店。（ちくわはタバコは吸いません）

注文した『カツ丼750円』が来ました。
しかし通路を隔てた向こう側のおっさん4人が、蹴りを入れたくなるくらい声がでかい。午前11時40分なのにベロベロである。 

年齢幅のある4人のおっさんが、どういう関係か知らない。しかし、4人の一致した意見はとに角ニイムラっていう男が嫌いという事だ。ニイムラ憎しで昼から飲んでる訳である。

4人曰く、ニイムラは、頭が悪くて、挨拶がロクにできなくて、いつも説明不十分で、バカだから法律を知らなくて、毎回ミスをして、とに角こっちの言い分を全く聞かない傲慢な奴だという事だ。一体どんだけ嫌な奴かと思うけどこのおっさん達の酔っ払い方（しつこいが現在午前11時40分）を見ていると、ニイムラよりこの人たちの方が間違ってる様な気がしないでもない。

その話を聞いていたら、残念な事にカツ丼が冷めちゃった。

老人たちのニイムラ憎しの話は永遠と続く。（年齢の一番話若いのがオシッコに行くところ）

段々ニイムラさんが気の毒になってきた。

さて、カツ丼定食だが、またに地雷の小鉢が、今日は安心の蕗の煮物。美味しかったです。

これも安心の普通のサラダ。 

これは自家製漬物です。

 やまがたよ、永遠であれ。

カオマンガイ、ヤムウンセン、小ラーメン、スイーツ、コーヒーのセット。錦糸町「ウィパダー」

錦糸町のウィパダーさんである。

確か別の場所にあった記憶があるけど、入った事が無かった。 

新装の店内は広くて清潔だ。 

しかし、男性の店員さんの日本語が怪しい。半分何言ってるのかわからない。無理に日本語使われると結構辛いね。女性の店員さんにいたっては多分日本語話せません。

お皿などは、新品で気持ちがいい。

企画書のようなメニュー。

下手な企画書は、相手に理解して欲しくて、矢印やアンダーラインやシャドーなどを多用してかえって分かりずらい場合がある。このメニューがその典型。

『Cセット999円』を注文した。 カオマンガイ、ヤムウンセン、小ラーメン、スイーツ、コーヒーのセットだ。なかなかイイ感じ。

カオマンガイの鶏肉が痩せているのが現地っぽい。米も現地米なのがGOOD。 

ミニラーメンと書いてあったこのヌードルですが。

ひっくり返した麺が、固まってるのが現地っぽい。 

スープは化調バリバリで現地っぽい。   

ちょっと辛いよと言われた、現地っぽいこのソースですが。 

カオマンガイにかけ過ぎちゃった。マジ辛いす。

ヒーハー、ヒーハー。

ヒーハー過ぎてこれ以上食べられず。お持ち帰りする事にした。

このヤムウンセン、よく見るとインスタントラーメンが入ってる。春雨の代用にしては大胆な起用。
なんでインスタントラーメンなんだろう。現地っぽくないじゃん。

春雨自体日本でどこでも手に入るし、値段的には変わらない。

もう一度聞く。なんでインスタントラーメンが入ってるの？ 

限りなく現地っぽい味のスイーツ。 

お持ち帰りカオマンガイと、ガバオ弁当。
ランチにはコーヒーがつきます。

めちゃくちゃ美味しいかというとそうでもない。でも悪くはない。もう少し安ければぐっと評価があるが、現在は微妙なところ。わざわざ錦糸町まで行く程でもないが、事務所の近くにあったら結構行くかも。

カレー。藤沢「箱根そば」

箱根そばさんは、細かい企画を小出しにする良店だ。

でも今日は企画物はやめて、僕のようなビンボーに人気の『カレー430円（値段違うかも）』を注文。

カレーが登場して最初に気づいた。このカレー、具が無いのが素晴らしい。

半分まで食べて再び気づいた。このカレー、具が無いのがホントーに素晴らしい。

極！煮干醤油ラーメン。藤沢「そよ風」

そよ風さんというラーメン屋に初めて入った。店に入ると、元気な可愛い女性が出てきて、座る席を指示された。即おしぼりと冷えたお茶とメニューが出てきた。『極！煮干醤油ラーメン850円』を注文した。中盛りと白飯が選べるランチタイムサービスはご飯を選んだ。

店内見渡すと店主が作ったと思われる日本ラーメン史が目を引いた。やたら細かい日本ラーメン史だ。その他色々、細かい店のルールが貼られていて店主さんは随分神経質な人なんだなと思った。

ラーメンが来た。ラーメンを置く時に、女性が、途中で柚子胡椒を加えて味変することを僕に強く指示した。別の客にも一字一句同じ言葉で伝えていた。言われるまま僕は柚子胡椒で味変をした。他の客も同じようにしていた。もし最初から柚子胡椒を使ったら、そして最後まで使わなかったら、一体どうなるんだろうというくらいの強い指示だった。

こういう神経質な世界の中での「極！」というラーメン。一体どのくらい最高なのか興味津々だったが、普通の醤油ラーメンだと思う。ごちそうさまでした。

 

新国民弁当。台北「セブンイレブン」

「ちくわさん、台湾行ったんですってね」
「11月に行きましたよ」 

「台湾のサウナって、休んでると耳元に◯◯◯の誘いがあって、OKすると◯◯◯出来るってなんかに書いてあったけど。。。」
「まさか、そんなところがあるとは知りませんでした」

「ちくわさん、今凄く汗かいてますよ」
「えっ？嘘（汗）、そうかな？何言ってんの（汗）」

泊まったホテルは林森北路に面していた。近くに豆乳の朝飯を食べられる店を探したのだが無かった。
仕方なく今朝はコンビニで済まそうと思った。

どこにもこのサインがあるが、もう少し真面目にデザインしたらと思う。

セブンイレブンのこの袋もそう。なんでこうなっちゃったのか理解に苦しむ。丸見えだし、非常にバランスが悪い。持って歩いてるとアミが伸びて、クニョーって中身がズレてしまう。

セブンイレブンで買った朝飯はコレ。『新国民弁当55元（約210円）と、鶏肉飯のおにぎり28元（約110円）』新国民弁当は、日本で398円で売ってるコンビニ弁当と同じ位置付けだと思う。日本と台湾の物価の対比もそんな感じだと思う。

弁当の紙箱が歪んでるのは台湾のコンビニのレンジが強力だった為と、やはり例のアミアミ袋のバランスが悪いからなのだ。

弁当の中身を開けた。思ってた通りの弁当だった。
メインのおかずはチキンで、高菜炒め、ビーフン、腸詰、キャベツの酸っぱい炒めなどがパサついたご飯の上に乗ってる。盛り付けはラフだ。なんとも台湾チックでいいじゃないの。でも八角の匂いが駄目な人には全く受け付けないだろうなぁ。

メインのチキンが柔らかくて美味しい。 これ煮てるのかな。
白い大きなプレートに綺麗に盛り付けて、福臨門あたりで出されても、こういうもんかと疑問を持たずに食べちゃうかも。

その他のおかずも予想に反して悪くなかった。腸詰だけは固ったけど、全体的に美味しかった。

さて、鶏肉飯のおにぎりは。

これは米が美味しくない。味つけもボケててよくわからない。やっぱり日本米じゃないと、おにぎりにならないね。

それにしても理解に苦しむのこのアミアミ袋。食べ終わって捨てようとして縛ったらこうなっちゃった。

さてこれから外出です。

タクシーの運ちゃんが超ハイテンションで、ハンドルのイボイボが凄く気になった。僕へのサービスか日本の演歌を大音量で流したり、いろんな事を微妙な日本語で説明してくれた。ありがとう。