ジャスミンシティホテルの朝ごはん。バンコク・アソーク「ジャスミンシティホテル」

朝8時にセーラー君の電話で起こされた。
「あのー、もうお腹空き過ぎちゃって。早くご飯食べたいす〜」。子どもじゃないんだから勝手に行けばいいだろーと思ったけど「わりーわりー。8時15分にな」と言って録音を(OTOIRE)サクッとして2階のレストランに行った。

最初にスイカスムージーを2杯飲む。異常に美味しい。
セーラー君に「さすが昭和生まれですね」と言われた。なんで?って聞いたら「腰に左手あてて飲みますよね」という回答。昭和生まれだけど、その前の『さすが』のフレーズにムッとした。ま、いいか。

朝食会場は2階にある。昔のバンコクの2流ホテルのようなインテリア。カップルの初海外旅行では残念感があるかも。

ここは平和だ。静かにご飯を食べる地味な日本人がちらほら。ありがちな『イキったパパ+元美人タトゥ妻+うるさい子ども』なんかが居ないのが良い。

エッグステーション・洋食ライン・和食ライン・タイライン・サラダ・温野菜・フルーツ・スムージー・その他の小鉢など程良く揃っている。豪華ではないけどこのくらいで良いのだ。

豪華な朝食を謳った五つ星ホテルの朝食でも大体3日目には飽きてしまうもの。ジャスミンは豪華ではないけれど1500円程度の料金で収めているのが良心的だと思う。

マンゴーがあるのが嬉しかった。ヨーグルトに入れて潰して食べた。おいちい。

味噌汁的役割でお粥を。どうしても最初に汁物を食べたい典型的日本人だからこういうの毎朝食べれたら最高だな。

フライドライスに納豆のせたらやけに美味しかった。あまり食べるとお昼がキツイのでこのくらいで終了。

今日は仕事OFFの日。
タイ初めてのセーラー君がボートに乗ってワットアルン観光に一緒に来てくれと言う。10年前の僕なら真顔で「お前は仕事に来たのか?」と聞いたけど、最近はそういう意地悪な親父はやめた。

セーラー君が注文した麺。しかし唐辛子の辛さに激しくむせるセーラー君。「ヒー辛れー。マジ辛れー。ちくわさん、スイカジュース持ってきて〜」。

10人もいない会社だが一応僕は社長だ。40歳も下の若いのに何が悲しくて観光に付き合ったりスイカジュースを取ってこなくては行けないのか。激しく悩む。

その悩みは出張中ずっと続いた。