フカヒレ。鮑丼。バンコク「Ping's Shark's Fin」

5月バンコクロケ記事の続きです。

前乗りの僕とセーラー君は数日だらっと過ごしていたが、この夜とうとう峰ちゃんがカメラマン一行を従えてバンコクに来た。峰ちゃんはこのブログに何度も出ているが、一言で言うと、性欲の強い分厚い身体の主婦である。しかしアートディレクターとしての仕事は立派で我が社には無くてなならない人だ。
僕は情に流されやすいが、峰ちゃんは冷戦時代のソ連の女看守の如く冷酷に指示を出す。
セーラー君の顔に緊張感が走る。

会社の仕事は大体峰ちゃんに任せているので、ここ1週間の状況を聞き、僕なりの指示をして夕食に出かけた。

峰ちゃんが「フカヒレー。フカヒレー」と言うのでカメラマンの知ってるフカヒレ店にした。アソークの交差点から10分の「Ping's Shark's Fin」という店。日本人が6人も来たのでマネージャー的な人が出てきて色々と説明を受けた。

意外と高いのね。その昔バンコクにあった「スカラシャークフィン」の何倍も高い。
客層は、日本人2割、中華系色白小太り5割で、あとはタイの得体の知れない金持ち系だった。

フカヒレ鍋を二人で一つ分け合い、鮑丼は一人ひとつ、その他野菜系やロブスターなど何皿か頼んだ。酒はどんだけ飲んだか記憶がない。

フカヒレ味変用のソース。一番下のは黒酢だけどあとの二つは忘れた。

フカヒレに、パクチーともやしを入れたら美味しかった。

モーニンググローリー。朝顔ですね。おいちいけどにんにく凄し。酔っていたので他の写真は撮らなかったみたいだ。

これが鮑丼。2500円位かな。日本のご飯茶碗と同じくらいの大きさ。でもゴロゴロの鮑はとても柔らかく、味は慈養に満ちて素晴らしく、2500円は安いと思った。

Ping's Shark's Fin」サービスも味も良かったけど、6人で7万円越えだった。
この時は盛り上がってかなり頼んだけど、鮑丼2500円の単品狙いなら行く価値あるかも。