3本丼。京橋「伊勢廣」

京橋の「伊勢廣」さん。
以前はインバウンドの行列でいつも諦めて帰っていたが、この日はコロナ禍で行列無し。ラッキーでした!


まずは一階で注文するのがしきたりらしいのです。
僕が注文したのは13時から限定の3本丼1300円(ご飯軽めで)と瓶ビールだ。注文をしたら二階に行けと即指示される。かなり
ステマチックで、なんかとほほの気分。店員さんの感じは良いんだけど、あれこれ言われるのが嫌いな我儘な僕はどうもなぁと思った。
真ん中のは最初に出てくる鶏スープ。おいちい。

焼きをずっと見ていたが、全く飽きない。焼いた熱々の焼鳥をすぐご飯に乗せるのかと思ったけど、一度別の大皿に乗せて落ち着かせるんだね。厨房内スタッフの作業もしっかり分別科されていて、やっぱりシステマチック。経営者は理系だろうか。

3本丼到着。衝撃的な美しさだ。

美味しいと簡単に言えない以上の美味しさだった。見た目も香りも食べ終わった余韻も、勿論鶏自体も、本当に美味しかった。

胸肉のレア感が芸術的。半生に近いギリギリの焼き加減。こんなにしっとりの胸肉は初めてだ。それとご飯に乗った小さく切られた海苔が実に良い仕事をする。ご飯にかかった油っぽいタレも絶妙な量で本当に美味い。

美味いものに特に感動しない嫌な人間だが今回は驚いた。
今度は義父とムスコとツマと一緒に来たいと思いつつ冬の空を眺めた。歯に挟まったつくねをGUMの歯間ブラシで取りつつです。