久しぶりに本棚から取り出した、天才マチスのJAZZ。30年以上も前、お金が無い時代に買ったもので、ボロボロです。
十年もこの本を開きませんでしたが、改めて見て素晴らしさになんとも言えない。印刷も良いんですよねぇ。
マチスの黒は凄いなーと思います。黒は逃げの色だと云う天才画家もいますが。
さて、NYのMOMAで天才マチスの赤い絵。絵からのオーラがすごいすね。絶対無視できないオーラがあります。この青年は固まってしまってますね。
マチスは天才。
これもMOMAのマチスですが、本当にマチスなのかと思いました。
下手くそすぎて、別の意味で感動しました。右下のビリジアンで描かれている草の描写なんか、やる気のないジグザグです。これでも値段は億行くんですよね。
うーーん、マチスは上手いのか、下手なのか?マチスが本当は下手だという論争は以前からありますが。。。
恐れずに云いますが、この絵、小学生の絵画コンクールでも絶対に入賞しないと思います。
もっと「これはないでしょうシリーズ」も多いんです。
この裸婦、確か版画だと思いますが、ここまで下手だと狙いですかね。このおっぱい、どうなの?指も。。。
ここまでくると、薄々マチスは多分下手じゃないかと感じ始めるのです。
極めつけはこれ。
はっきり言って、ウチのマンションの管理人に似ています。
マチスが上手いか下手かなんて凡人が意見してもしょうがないのですが、僕は「下手である」の方にちょっと傾いています。