北野武監督の映画に「龍三と七人の子分たち」という作品がありますよね。
オレオレ詐欺にひっかかってしまった元組長のじいさんが、昔のヤクザ仲間を集めてじいさんだけで半グレ集団をやっつけるという痛快な作品です。
そのじいさんたちがヨボヨボなんだけど元気なんですよ。
死んだ中尾彬が、じいさん仲間に担がれてバスに乗るシーン、落語の「らくだ」を思い出してツボでした。
さて今日は、横浜駅近くのびっくり寿司さんに入店しました。
入店した瞬間、というか足の先が1センチ入った瞬間、「らっしゃぁぁーーーい!」 という途方もなくデカイ声。店内の奥にじいさんが二人ニコニコ笑って立ってました。このおじいさん二人、異常に元気です。
「龍三と七人の子分たち」そのものです。
『びっくり丼900円』を注文しました。
勿論ビールも忘れずにです。
11時50分なのに客が誰もいないとは、これいかに。
これ、蝋細工じゃないですよ。
これで900円とは、流石にびっくり丼!
小さいけれど、アワビも入っていましたよ。
ところで、二人のおじいさんの気合が凄い!
なんか波動みたいなものが、こっちに来るんだけど。
味噌汁は甘エビの頭でした。
手作りのお新香とコーヒーも付いています。
安すぎます。
とにかく、ここのおじいさん二人は元気です。