新月さんは、藤沢駅からバス乗り場に行く地下道の、ビッグカメラの前を右に曲がった場所にある立ち食い蕎麦屋だ。その場所には僕が愛してやまない昭和匠寿司や、どうも納得しない立ち飲み屋・彩り酒場というのがあり、その奥にひっそりと佇んでいるのだ。
家族経営みたいで、若い息子が頑張っている姿は微笑ましい。奥さんは今はおばさんだけど、きっと昭和の頃はファラ・フォーセットみたいだったと思う。旦那さんは今はおっさんだけど、きっと昭和の頃はビヨン・ボルグみたいだったと思う。
蕎麦を食べたらそんな気がした。多分間違っていないと思う。
『月見天ぷらそば370円と、ちび牛丼100円』をネギ増量20円で注文。対応がとても親切だ。
一口食べたちび牛丼、え!めちゃ旨いじゃん。なんでこんなに美味しいのだろう。
ちょっとボソッとした独特な麺なんですよ。これは好き嫌いあるかも。
しかし、こんな場所は地元民しか来ないすっな。
ちび牛丼という発想はいいよね。蕎麦と一緒にちょっと一口ご飯ものを食べたい時ってあるじゃん。でも、ミニでは多い場合がある。その下のちびっていう発想がいいなあ。
脇役としては最高のちびですな。
卵がお汁の温度でいい感じに固くなってきたよ。
うーん、これは旨い。
また来なくちゃね。