川崎で有名な天龍と天龍三世さんの違いや関係はわからないが、どちらも餃子の名店だ。文句のつけようがない。
さて、天龍三世には特筆すべき点がある。奥行き約30㎝の狭いカウンターだ。狭い故に沢山注文すると皿が横に広がって隣の領域を侵食してしまう。これは紳士のマナーとしては失格だろう。
ラーメンをカウンターに置き、チャーハンの皿を空中に持って食べるという手はどうだろうか。カウンターという平面で物事を解決しようとするから生じる問題を立体的に考えて、空間を使うのだ。ラーメンを啜る瞬間、シュワッチ!とチャーハンを自分の後頭部まで空中に持ち上げる。しかし、これもバカみたいなので、紳士ならやめておいた方が無難だろう。