四条あたりではおすすめの出来たてホテル。京都・四条堀川「アーバンホテル京都四条プレミアム」

大雪の日に泊まった「アーバンホテル京都四条プレミアム」が良かった。高級ホテルとビジネスホテルの中間の位置付けで、部屋はコンパクトだけど機能的。しかし机がないので資料広げてのプレゼン準備はキツいかも。眺望はありません。

毎月ビジホに泊まって十数年経つけど、ここ五年の進化はすごい。ビジホは安いホテルではなく、もうひとつのジャンルです。とにかくチェクイン・アウトが簡単。掃除が進化している。今では高級ホテルに泊まるよりビジホの方が全然良いんじゃないかと思います。

僕の選択肢は、まずサウナがある事。ここは大浴場があってサウナもあります。大浴場もお湯の質に疑問が残るビジホもありますが(どことは言わないけど、アルファベットの名前のホテル)こちらは綺麗でした。そして部屋にレインシャワーまであるとは思いませんでしたよ。

雪でツルツル滑るアホ靴。もう二度と雪では履きません。

朝の7時半くらいの朝食会場です。エッグステーションなどはありません。パンや洋食系の品数は少ないです。どちらかというと和食中心の品揃えでした。勿論マスクと手袋は必須です。隣の外人夫婦は全く使わなかったけど、日本人は真面目ですね。

という事で、こんな朝ご飯。

梅シラスご飯が美味しかったです。

ほうれん草の炊いたのと、鮭と、柴漬け二種。もっとコッテリ系のおかずも沢山あったけど、僕はこんな感じで十分なんです。

10時までやってるので、ゆっくり行ったほうが空いてていいかもです。チェックアウトは11時。

良いホテルでした。去年の夏に予約したので、朝食付シングルで4250円と信じられない値段でした。来月も予約しようとしたら同じ部屋でも20,000円。これから外国人が入ってくると京都はどんどん高くなりますね。やだな。

メンチカツカレー。池袋・要町「百舌」

池袋という街は夏より冬が似合うと思う。そんな(どんな?)2月の寒い日のランチ。僕は立教大学に近い「百舌」さんに行った。洋食屋さんである。

【お店の方はモザイクかけない主義なのでママで行きます】
まず思ったのはメニューの豊富さと、かなりのアットホームさ。アットホームも度を越すと困りもので、小田原の家庭中華の小上がりで布団で寝てた人を見た時は焦った(汗)が、そこまでではない(ホッと)。

自然体で客を迎える店です。

メンチカツカレー890円をご飯軽めで注文した。ベースのカレーライスが780円で、トッピングでメンチカツ310円をつけると1090円なんだけど、メンチカツカレーが890円とは?

最初に出てきたサラダのドレッシングが美味しかった。そしてお母さんの接客がとても良い。

メンチカツカレー登場。良い香り。
カレーはアットホームな味ではなく本格的な欧風カレー。味の方向は良いと思うし、しっかり修行をされたプロが作ったカレーだとよく分かる。しかし味が濃すぎる。塩分も濃い。これは好き嫌いあるだろうなぁ。

このカレーはカレー単体の方がいいと思う。カレー自体が濃いためにフライ物を乗せると重たすぎる気がする。

食べログで賛否両論あるのが良くも悪くも理解できる店だった。しかしお母さんの人柄はミシュランで星を取れるくらいの素晴らしさだったし、人柄優しさだけで言えば確実に名店である。ツッコミどころ多いのでブロガーは行った方がいいと思います。結構ネタ落ちてますから。





 

鳥藤のとり弁当。広尾「麻布ナショナル」

昨年末、「小田急線・千歳船橋辺りでハゲ頭を七三分けにマジックで塗った乗客の目撃情報」について記述しました。
僕はツルツルの頭に皇室アルバムの様な七三分けを描いていると思っていましたが違うようです。バーコードの男性が足りない部分をマジックで補足しているらしいのです。この情報「川口浩探検隊」以上に信憑性があると思います。
目撃した女性は独身アラフィフで一本気の真面目な人です。本当らしいです。

この日の事務所の夜食は、「鳥藤のとり弁当」。美味しいけど、ちょっと濃ゆいです。

 

鎮静剤。「マリー・ローランサン」

鎮 静 剤
              マリー・ローランサン
                  堀口大學 訳


退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。

悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。

不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。

病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。

捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。

よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。

追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。

死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。




LE CALMANT
             Marie Laurencin

Plus qu'ennuyée Triste.

Plus que triste Malheureuse.

Plus que malheureuse Souffrante.

Plus que souffrante Abandonnée.

Plus qu'abandonnée Seule au monde.

Plus que seule au monde Exilée.

Plus qu'exilée Morte.

Plus que morte Oubliée.

新玉ねぎかき揚げそば。藤沢「新月」

この日は新月さんの新作「新玉ねぎかき揚げそば」を注文した。ごぼう天に見えるけど新玉ねぎのかき揚げなんです。やわやわーの新玉ねぎをサックリ揚げる職人技なんです。

蕎麦と思うとチト疑問が残るのですが、慣れればおいちい。

新玉ねぎかき揚げが崩れて、おーー新月ワールドになってきた。この日のここは15時くらい。11時あたりのお汁も美味しいけれど、時間が経って酸味が入ったお汁もこれまた美味しい。

この汁を最後まで飲みたいけけど、ここでとどめる精神力が身体には大切だ。

ビルの改装で無くなるかと思った新月もどうやら残るみたい。嬉しいことです。

 

クラフトビール。殿(しんがり)熱燗。鶏ねぎま。京鴨ねぎま。ごぼうの天ぷら。京都・四条堀川「バンガロー」

ユナイテッドアローズで「雪に強いですよ。防水も完璧です」と言われて買ったブーツがアホ靴でスベるスベる。凍結した路面はビムラムなんかよりスニーカーの方が良いのだろうか?

夜はホテルから出るのはやめようと思い、チェックイン前にどこかで飲む事にした。

四条駅から大宮の方に歩いていたら「バンガロー」というお洒落過ぎない自然なムードのクラフトビールの店があった。でも僕のようなジジイが入っていいのかな。

と思ったけど入ってしまった。特にジジイ禁止は無いみたい。まずは黒板の1番のクラフトビールを1パイント1100円で注文した。名前は忘れたけど、流石の1番。侍ジャパン的にはヌートバーですね。これは出塁率が高いでしょ。どんな料理にも合うビール。こいつは良いわ。

ごぼうの天ぷら。
堀川ごぼうでしょうか?独特の太いごぼうをカラッと揚げてスパイスがかかっている。チップス的に食べるごぼう天は良いアイデアだと思う。カラッとしているけどごぼう独特の歯応えは十分。これが300円くらいとは。。。
ところで、ここのご主人は素敵だ。

ねぎま
タレが人生最高だった(#ご飯にかけたい)。ネギは断面で全てが分かる。そこらに売ってるネギとは違う美しき断面。鶏肉も僕が語る必要が無い。なんだこれ、すごいぞ。220円が信じられない。


また雪が降ってきましたよ。明日の朝はどうなるのかな?

黒板から4番のクラフトをこれもパイントで。
2番にしようと思ったんだけど、やっぱり4番を。侍ジャパン的には村上宗隆ですかね。味が強いですね。そして後味にどことなく柑橘感を感じます。

京鴨ねぎま
笑うしかない。笑うしかない。280円。

ここら辺りで熱燗に変えました。
おまかせで出てきたのは、殿(しんがり)の五百万石。こんな酒が自動的に出てきちゃう。

日本酒があまりよくわからない僕は本当によく分からないのだけれどよく分からないなりにおいしかった。

最強五点セット。

もっと飲みたい。もっと食べたい。できればご主人とお話ししたい。でも。。。
ジジイが酔ってダラダラいるのもねー。ちょうど雪が止んだので後ろ髪引かれつつ店を出る事にしました。

僕が語るのも失礼なくらいの名店。必ずまた来ます。アディオス。

崎陽軒シウマイ弁当。富士山。「羽田空港国内線第2旅客ターミナル」

関西出張で月に2回位羽田に来ます。見慣れた風景ですけど飛行機は好きです。

これも見慣れた風景。この日もシウマイ弁当でした。

お弁当の中身も見慣れてます。おかずの配置は自分に染み込んでるので目を瞑っても食べられるでしょう。

最初にシウマイを一個食べるのもいつものこと。そしてビールをゴクリ飲むのもいつものこと。出張に行くのに何故ゆえビールを飲むのか?それは僕にもわからないこと。


ご飯には昆布の佃煮と生姜が本当に合います。筍の煮たのは僕が一番好きなおかず。

しかしマグロはパサっとしててあまり好きではないのです。一時期マグロがシャケに変わって不評だったみたいだけど、僕はシャケの方が良かったな。

この安い蒲鉾に醤油をビシャビシャつけるのが好き。そして唐揚げは貴重な感じがして最後に食べるのです。

マグロ半分と梅干しの種と杏はいつも残るのです。

あれ?ANA、航路変わった?こんなに近い富士山は初めてです。右に見える湖は山中湖ですね。

異常に富士山が近い。頂上の観測所が見えます。

こんなに近い富士山は初めて見たのです。これはすごい。