銀座を歩いていて、泰明庵さんを思い出しました。
泰明庵さんには、何年通っているかわからない。
思い出したら必ず来たくなるお蕎麦屋さんです。
僕の好きな奥の角の席が空いていました。
瓶ビールは、キリン・アサヒ・サッポロとありますが、やはりここはサッポロでいきます。
見てください、この値段。新橋側の端っことはいえ、銀座でこの値段です。これは奇跡でしょう。
お品書きの数の多さも泰明庵さんの名物ですね。何を頼んでもしっかり美味しいお蕎麦が出てきます。ご飯ものも充実です。それで財布に優しいんですから。。。すごいですね。
テーブルの擦れは、沢山のおじさんが長い間肘をついた跡です。
今で言うエイジングですね。渋いです。
出てきました『冷やしきつねそば680円』。
皿盛りで具がたくさんのった、冷やし中華のような冷やしきつねそばが最近多い中で、泰明庵さんは丼盛りの直球勝負。よけいな飾りもありません。お蕎麦の量もかなりあります。
甘辛くしっかり煮たきつねが美味しい。たった三切れなんだけど、絶妙の三切れです。
泰明庵さんは、根っこまで入っている芹蕎麦が有名ですね。芹の根っこ、美味しいですよね。ほうれん草なんかも根っこのピンクの部分が甘くて美味しいんですよ。
食べログでこちらの蕎麦を凡庸だとか云う人いますけど、こういう庶民的なお蕎麦がなんで悪いんですかね。あまりグルメ化するのもどうかと思います。
銀座の裏道って、パリみたい。
この店でテレビのドラマができます。
女将さんは、音痴だけどカラオケ大好きな設定で、都はるみ。
看板娘は、元ヤンキー設定で、高畑充希がいいなあ。