ニール・ちくわの、昼ビー主義。

僕の文句や退屈な話を聞いてくれてありがとう。

時間が停まっているというのは気持いいものだね。南京町と呼ばれた頃の空気がある。横浜中華街「清風楼」

横浜の印刷屋さんに行った帰りに中華街に足を伸ばした。今日の気分は清風楼さん。池波正太郎先生ご贔屓のこの店、シウマイがあまりにも有名です。 

f:id:neilchikuwa:20160323153616j:plainこの外観シブいよね。2月の寒い日に2階の窓を開けているのがなんとも不思議。

f:id:neilchikuwa:20160323153646j:plainシウマイは安くない。でも地元の人たちが、ひっきりなしに何人も買いに来るのだ。

f:id:neilchikuwa:20160323153650j:plain今日は『拉麺650円とシウマイ540円とビール880円』を注文。横浜中華街で650円の麺があるなんてあまり知られていないと思う。このシンプル拉麺が癖になるのだ。
しかしこの店のメニュー、本当に昭和だね。新作なんて何十年も作っていないんだろうな。

f:id:neilchikuwa:20160323153721j:plainビールのコップが可愛いい。

f:id:neilchikuwa:20160323153726j:plainお持ち帰りのシウマイは、入口横のカウンターで注文するのだ。

f:id:neilchikuwa:20160323153801j:plainうおー、美しいラーメン。麺・叉焼・支那竹だけのミニマル・グルメ。

f:id:neilchikuwa:20160323153828j:plain叉焼の燻した香りが素晴らしい。これだけ旨い叉焼を2枚も乗っけてくれるのは嬉しいな。叉焼麺も良いだろうなぁ。支那竹もよく煮込んだ昔風の細いもの。完璧な麺だと思う。

f:id:neilchikuwa:20160323153840j:plain店内の感じはどう見ても中華街ではない。そこらの近所の中華屋と同じなんだけど、張り詰めた空気感は全然違うね。

f:id:neilchikuwa:20160323153833j:plain清風楼のシウマイは、いつも何個か倒れている。

f:id:neilchikuwa:20160323153837j:plainシウマイのお醤油も最初からこの状態で出てくる。ほんとミニマリズムだよね。

f:id:neilchikuwa:20160323153927j:plainいやー、旨かったわ。

f:id:neilchikuwa:20160323153550j:plainどう見ても90歳くらいのおばあちゃんが息子さんと入っていった。このおばあちゃん、昔から清風楼で食べているんだろうね。

f:id:neilchikuwa:20160323154004j:plain横浜中華街は60%が不味いそうで、その中でも食べ放題の店は90%不味いそうだ。

f:id:neilchikuwa:20160323154018j:plain僕の母は中華街を南京町と頑なに呼んでいたけれど、こうして引いて風景を見ると、清風楼だけポッカリと昔の良い時代の南京町の空気なんだな。