「ボクの、旅の記憶」ニール・ちくわ

退屈な話を聞いてくれてありがとう。

タガタワーに泊まるならインナーバルコニーが良い。サイパン「グランヴィリオ リゾート サイパン」

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僕はサイパンに何度も通っている。 家族旅行から、約25年前からは撮影で何度も行った。25年前二十代の僕は、プロデューサーの下っぺだっので扱いはひどく、カメアシと、メイクのアシと、僕の三人が同室の場合が多かった。みんな自分が一人前になろうと貪欲な目をしていたと思う。そして、いつも泊まるのは、ハファダイ・ビーチ・ホテル(グランヴィリオリゾートサイパン)だった。

当時は今でいうメイン棟しかなく、窓とドアを開けると超~気持ち良い風が吹き抜け、野郎三人でパンツ一丁で一晩中開けて寝ていた。当時はみんなデカパンだった(一部の方は、BVD。おしっこの沁みのつく白いブリーフです)ので、自分のタマタマを涼しい風が、やさしーく撫でてゆく最高の体験をした。記憶では、メイン棟には冷房がなかったような気がするが、間違いかもしれないけれど、当時のサイパンでは十分ありえる事である。

グランヴィリオリゾートサイパンの前にあるDFSはなくて『プーンズ』という、それは素敵な超絶旨いベトナミーズがあった。『プーンズ』の店内は、塗り残しもありつつ的な、やけくそ的に黄緑色に塗られていた。多分、黄緑のペンキしかなかったのだと思う。店主の長女がヤバいほど綺麗で、かいがいしく接客をしていた。ロケ同行のある一流カメラマンが葉巻を吸いながら『この娘と結婚できるなら俺は日本の生活を捨てるぜ』と言った瞬間、代理店の営業数人が大きく頷いた。僕は「離婚してからにしたら」と思ったけど。

『プーンズ』の脇だったか、当時の第一ホテルの脇だったか覚えていないが、寿司屋が一軒あった。そこの板前がこれまた問題の人で、世界放浪の(この段階で寿司職人としては怪しいのだが、当時は気づかなかった。結構話が上手かったし)自分の自慢をしながら、寿司を握る瞬間自分の鼻をチョチョっと触る癖があった。

タガタワーは、アウターバルコニーとインナーバルコニー があるが、僕の選択はインナーバルコニーである。 

◎洗濯物を外に干しても潮風で乾かない。ベトベトになって、ちょー気持ち悪い。

◎洗濯物を干す場合、アウターは洗濯物がマニャガハ島まですっ飛んでいったりする。 

◎バルコニー分、室内が広い。 

以上、些細な事で大変恐縮であるが、僕がインナーバルコニーを推薦する理由である。