「ボクの、旅の記憶」ニール・ちくわ

退屈な話を聞いてくれてありがとう。

野性味ある焼きが素晴らしい。河津で鰻を食べるならここでしょう。河津「万両」

タクシーにて、両さんに到着。でも、タクシーを使う距離ではなかったと後で気づく。

 

f:id:neilchikuwa:20150818172317j:plain白いのれんが美しい。早速、うな重の竹と、瓶のビールを注文。奥さんが旦那さんに注文を言い、旦那さんも同じ様に誰かに伝えてる。あれ?旦那さんが焼くのではないのか?そういえば、入った時に焼き場らしき場所に白髪のご老人がいた。ご老人が焼きの担当なのだろうか?という事は、旦那さんの役目は何なんだろう。て、てんちょう?まさか。

 

f:id:neilchikuwa:20150818172416j:plainそれにしても、店主と奥さんは雑談が多い。というより、ずっとしゃべってる。僕は面白いからいいけど、気にする客もいると思う。約15分経過。やはりご夫婦の会話は途切れない。15分間で、大体ご近所の様子がわかったよ。

 

f:id:neilchikuwa:20150818172427j:plain客は僕だけだった。僕はビールを飲んだり、突き出しのもずくを食べたりしているので、気配は伝わっているはず。でもこの気配を消したらどうなるんだろうと思った。
僕は、息を殺し動くのをやめた。すると、2分くらいで夫婦の会話が一瞬ぴたっと止み、何かひそひそ話している。その瞬間、奥さんがタタタっと、僕を見に来た。

~大丈夫。居るよここに。~
ほんと、俺のこういう性格直したいわ。

 

f:id:neilchikuwa:20150818172437j:plainお漬け物が出て来た。もうすぐ鰻がくる合図かな。文句無く美味しいお漬け物。

 

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f:id:neilchikuwa:20150818172518j:plain鰻がご飯の上にだらっと寝ていない。ご飯の上で跳ねているような野性的な強さがある。焼き加減に年期を感じる。端が焦げているけど、万両さんのスタイルなんだと思う。いやはや、素晴らしい鰻を久しぶりにいただいた。竹を注文した事が失敗だった。ケチらず松にしてこの絶品うな重をもっと堪能したかった。

 

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